こんにち、いつ、どこで、何の災害が起こるか予測も検討もつきません。
そこで、停電時の暗い夜に必要なアイテム
身近な物で簡単に作れるオイルランタンの作り方を紹介いたします。
空き瓶と綿ひもでオイルランタンを作ろう❕
【用意する物】
金属製の蓋で握りこぶし位の空き瓶(海苔の佃煮的な空き瓶でOK)
綿100パーセントのひも(幅の広いものがベスト)
パラフィンオイル(キャンドル用オイル)推奨
今回私の使用したものは
・業務スーパーの調味料の入っていた空き瓶
※100均で空き瓶を購入してもOKだが、液漏れしないパッキン付きで!
・ダイソーの100%オーガニックの平ひも ※綿以外は溶けて燃えます!
(セリアなら、キャンプ用品の所でオイルランタンの芯が販売されている)
【使う主な道具】
・マイナスドライバー(通常のサイズ)
・千枚通し(先のとがった鋭い物などで代用可)
・ハンマー(硬い物なら何でも)
・木の板(古雑誌でもOK)
・ハサミ
【作り方】
① ビンの蓋(金属製)を木の上に裏面を上にしておきます
② 中央にマイナスドライバーでハンマーを使って穴を開けます(紐の幅によっては何度か同じことを繰り返し紐と同じ幅の穴にします)
丸紐なら、千枚通しで穴を開けてください
③ 今度は、ビンの蓋をひっくり返して表面を上にします
④ 開けた穴より少し離れた場所に、千枚通しで小さな穴を1~2か所あけます (オイルの吸い上げを良くする為の空気穴です)
⑤ ②で開けた紐用の穴に蓋の裏側から綿紐を、先程のマイナスドライバーを使って紐をねじ込みます。(反対からは蓋の穴の返りがあるので入らないと思います)
穴が広くて紐が抜けるようなら、穴の返りの部分を狭めて抜けないようにしてください
⑥ 蓋から飛び出た紐の先端を、約2㎜になるようにカットします
また紐の反対側は便底より30~40㎜長くカットします(多少、芯減りする為)
これだけで完成です。かんたんでしょ。
後は、ビンにパラフィンオイルを入れて、蓋をするだけ!
用心のため、耐熱性のある大きめなお皿などに乗せて火を着けてください
芯に平紐を使用する理由は、炎の幅が広がるので丸芯と比べるととても明るいです!
使用したパラフィンオイル
【燃料にパラフィンオイルを薦める理由】
灯油を使用しても良いのですが、パラフィンオイルは灯油より保管性に優れています
パラフィンオイルは、引火点が低い灯油(40~60℃)に比べて95℃と安全性が高いので火が付きにくく、扱いやすいです 長期間の保管にも適しています(当然、密閉が条件です!)
※パラフィンオイルは自らは引火しない なので芯が必要なのです。(ろうそくと同じ)
※灯油は、引火点が低いのと多少の揮発性が有るので、夏の高温時には気をつけて 必ず涼しいところで保管して下さい ガスボンベと同様、車内に放置は危険です!
また、灯油独特のキツイ匂いもほとんど無いし、炎から黒いススが出ないので
灯油に比べると少しお高めですが、オイルランタンには絶対的にお勧めです!
ホームセンターでも扱っているところは有りますが、ネットで購入するのが一番良いでしょう
〈ペットボトル型の容器がほとんどですが、袋タイプはとても珍しい〉
あと、パラフィンオイルには、虫よけ効果がある物も有りますので、夏に使用するには良いでしょう
いざという時、停電で何日も電気が使えなくなった時 灯確保の為のアイテムは?・・・
そんな時には、スマホは連絡用にライト機能は使いたくありませんし
懐中電灯は移動時の際に使用する為に取っておきたいし
非常時の灯には、オイルランタンがとてもベストなのではないでしょうか?
寒いときには、暖も取れますし、少しぐらいのお湯ぐらいは沸かせます!
とは言っても、キャンプで使うような大げさなランタンに(使うかどうかわからないのに)お金を掛けてもしょうがないので・・・自分で簡単に作れるのなら・・・
※キャンプとかするのであれば、ひとつぐらいは欲しいですね! 炎の揺らめきを見ているだけでも楽しいですからね~
【作品紹介】
この程度の簡易的な自家製ランタンなら手軽に準備して置けるのではないでしょうか?
(あくまでも緊急用ですから)
ちょこっと本気を出してこんな感じのオイルランタンをつくってみました!
もしもの備えに、皆様のお役に立てればと思い投稿しました! ぜひ、参考にして見て下さい!
【追記】
私の趣味はアルコールストーブ作りなので、燃料用アルコールでも試しました
火は灯りますが、全く明るくありません!
何故なのか、誰か教えてください!